豪雪のかっしー
南岸低気圧の一撃。その一言に尽きる。
ずしりと重く、膝まで積もった雪は否応なく私の体力を奪う。早朝は軽かった上部の雪も時間とともに重さが増していく。気温はやはり高いようだ。
土が見え隠れしていたベース付近もまるで真冬のような景色となった。最近の暖かさの影響を如実に受けていた下部ゲレンデにとっては起死回生の一打である。
入れる雪が無いと嘆いていたスカイライナーは、乗り場内に入り込んだ雪を掻き出すのに苦労していたようだ。更には降り続く湿雪により搬器がスリップするという事象に見舞われ、運転再開に時間を要する事態となってしまった。
久しぶりの新雪を楽しみにしていた方々に、それもこの天候による悪路を越えて来た方々を待たせてしまう結果となり、非常に申し訳ないと思う。
ゲレンデは圧雪後に積もった雪も多く、ご覧のように至る所でモサモサであった。
謎に内股であるが気にしないで頂きたい。人よりも多少足が長いのだ。
当然と言えば当然であるが、こんな日は浮力が大きい板の方が断然楽しそうだ。
私の同僚が雪に埋もれながらネットをいそいそと直していた。
その調子で頑張れ。