古いがかっこいい!
『ウェアも帽子も、NEWモデルが一番かっこいい!』
そういう考え方をガラリと変えられてしまいました。
何十年も前の帽子やウェアを
かっこ良く着こなしている方々が最近多いのです!
一番最近に買ったという帽子は約30年前の物だそうです。
ウェアも一番最近買ったもの。
『もっと古いのあるよ!サロペットとか…』
『このポンポン取っちゃおうかと思って』
とおっしゃってましたが、私はワンポイントで素敵だと思います。
こちらの方の帽子は40年くらい前の物だそうです。
ブーツもストックも、
グローブもビンディングも年代物!!
板は新しいモデル!ピース!
地元の元先生なので生徒さんに見られたくない様で
『いや〜生徒に笑われちゃって…』
【プロスキーヤー:半田譲】写真使用許可もらってま〜す!
いやいや、若い人にも人気なんですよ!
サングラスや帽子を年代物にするスキーヤー/スノーボーダーがたくさんいます。
なぜ?
ナウいからですよ(笑)
今日のお二人、それぞれお一人でいらっしゃってました。
かっこいいなぁと思って写真を撮らせてもらっていたら、
『昔は原っぱでスキーをしていたんだよ』
『ファミリーゲレンデあたりは牛が歩いてたんだよ』
『このストックはほんとうにいいやつなんだ』
いろんなお話を聞かせてくれました。
お話をしている時、お二人ともキラキラしていました。
ただその道具で滑ってきたわけじゃない。
その道具とともに過ごした想いや思い出が詰まっている
そう思いました。
外見だけじゃないからかっこいいんですね。
思い出もまとっているからかっこいいんです。
たまにはタンスの奥で眠る昔のウェアや帽子を引っぱり出して
それと過ごした時間を思い出してみませんか。
30年前のように滑れなくても、
今の時間に合わせてゆっくり滑りませんか?
若い頃には見えなかったたくさんの事に気がつくかも知れません。
晴天率の高い野麦でゆっくりのんびり滑りましょう。