2014年2月12日水曜日

お客様に支えられて、今の野麦があります

つい先日のこと。

記録的大雪が降ったあの日のこと。

お客様が帰り始めた夕方、
大型バスが第1駐車場入り口付近で
道をふさいだまま立ち往生してしまいました。


すでに第2、第3駐車場からも車が並んで待っていました。

救出に行こうにも、ローダーは第3駐車場で除雪をしていたので
なかなか現場まで向かえません。

道路にいる車に声をかけ、
一度駐車場までバックしてもらい、
ローダーを現場に向かわせる事にしました。

すると、

お客様がお客様に声をかけて、
動いてくれるではありませんか!!

バックする間にスタックしてしまった車を
他のお客様も一緒に助けてくれました。

みなさんの協力があったおかげで、
無事にバスを救出する事ができました。


第3駐車場でも、
見知らぬ方の車の周りを除雪してあげるお客様がいたり、
スタックした車を押してあげる方がいたり、
手で雪をかいている人に自分のスコップを貸してあげたり、
そんな光景をたくさん目にしました。

バス救出後、やっと道が通れる様になった時、
『長い事待たされた!』
と怒ってらっしゃるかと思ったんです。

滑って疲れて、
車の除雪で疲れて、
大雪で早く帰りたいのに待たされて…

でも、

『ありがとう!』
『またね』
と笑顔で手を振ってくれたり、
『お疲れさま』
とねぎらってくれたりまで…。

全身汗だくで筋肉痛でしたが、
疲れが吹き飛ぶ瞬間でした。

あの時、たくさん待たせてしまってすみません。
たくさん手伝ってくださって
ありがとうございます。
車を動かしてもらったり、
ご協力いただいてありがとうございます。


そして、そんな大雪の次の日、
第8スカイラビットが故障しました。
たくさんの方がリフトの上で1時間くらい
動けずにいました。

寒さで具合が悪くなってしまった方もいらっしゃいました。
そんな中、
『いや〜1時間10分宙づりだったよ』
『手足がしびれちゃった。あはは』
って笑って帰って来られる方も…。

突然乗っていたリフトが止まって、
寒い中待たされたら怒るのが普通だと思います。
リフトの上で過ごしていても
営業終了時間はやってくるのです。

すごく雪も天気もいい日だったので、
第8スカイラビットでもっと滑りたい、
そういう日でした。

リフト券の払い戻しが出来ないので、
私たちはひたすら謝るばかり。
『いいよ、下のゲレンデも気持ちいいから』
とおっしゃる方もいらっしゃいました。

自分だったらどうだろう。
遠くから苦労してやっとついたゲレンデで、
これから!という時にリフトが止まったら…。

ずっと仕事をしてきてやっと休みが取れて
すごく楽しみにしていたら…。

いろいろと考えました。

ここに来るまでに時間とお金と労力を使って
お客様が来てくださっている、
それは決して忘れてはいけない、
そう思いました。

改めて、お客様にはご迷惑をおかけして
申し訳ございませんでした。

また、皆様のご理解ご協力
心から感謝いたします。


日にちは経ってしまいましたが、
感謝とお詫びをお伝えしたかったので、
書かせて頂きました。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

田中利果より愛をこめて。